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大阪で起業したら最初にやるべき人脈づくり5選|3か月の行動計画つき ノウハウ
ノウハウ 公開日:2026.08.18

大阪で起業したら最初にやるべき人脈づくり5選|3か月の行動計画つき

大阪で会社をつくった、あるいは個人事業の開業届を出した。手続きが一段落したあと、多くの方がぶつかるのが「仕事の入口がない」「相談する相手がいない」という壁です。この2つはどちらも、人脈で解決できる領域にあります。この記事では、起業直後だからこそ効果が出やすい人脈づくりを5つに整理し、最初の3か月で何を週何回やればよいかまで具体的に解説します。

起業直後の人脈づくり 5つの入り口 1 公的な相談窓口 制度・資金・手続きを まず無料で相談する 2 異業種交流会 短時間で多くの人と 出会える最初の入口 3 コミュニティ 同じ顔ぶれに何度も 会い、信頼を育てる 4 紹介の関係 先に紹介する側に回ると 紹介が循環しはじめる 5 通える拠点 作業場所を共有すると 日常の接点が生まれる
1から順に手をつけると、単発の出会いが継続的な関係に変わっていきます

なぜ起業直後こそ人脈づくりが必要なのか

起業直後の人脈づくりは、「余裕ができてからやること」ではありません。むしろ、事業が軌道に乗る前の時期にこそ効果が大きい取り組みです。理由は大きく3つあります。

理由1:仕事の入口が広告より先に人から生まれる

創業まもない事業には、実績も知名度もありません。広告を出しても、判断材料がない相手はなかなか発注に踏み切れません。一方で、「知り合いの紹介」という一言があるだけで、相手の警戒心は大きく下がります。最初の数件の仕事が知人経由で決まるのは珍しいことではなく、その実績が次の営業材料になっていきます。人脈は、実績がない時期の信用を借りる手段でもあるのです。

理由2:判断を相談できる相手がいないと決断が遅くなる

価格の決め方、契約書の確認、外注先の選定、資金繰りの見通し。起業直後は判断すべきことが一気に増えますが、社内に相談相手はいません。ひとりで抱えると、調べるだけで数日が過ぎ、決断そのものが後ろ倒しになります。同じ規模で先を歩いている経営者が1人いるだけで、「うちはこうしました」の一言で数日分の悩みが解消することがあります。

理由3:最初の仲間や外注先は人づてで見つかる

創業期はまだ求人にコストをかけられません。それでも、デザイン・経理・営業など、自分でやらないほうがよい仕事は必ず出てきます。この段階で頼れるのは、人柄と仕事ぶりを誰かが保証してくれる相手です。将来の採用も同じで、いきなり求人媒体に出す前に、周囲に「こういう人を探しています」と伝えておくほうが早く進むことが多くあります。

【1】まず公的な相談窓口を押さえる

最初の一歩としておすすめしたいのが、公的な支援機関の活用です。大阪には商工会議所や商工会、自治体の創業支援窓口、中小企業向けの無料経営相談窓口などが整備されており、多くは創業者向けの相談を無料または低額で受け付けています。

ここで得られるのは、主に「制度」と「手続き」の知識です。創業融資の考え方、補助金の公募時期、社会保険や税務の届出、事業計画書の書き方など、調べると時間がかかるうえに間違えると影響が大きい領域を、専門家に直接確認できます。加えて、税理士や社会保険労務士など、その後長く付き合う専門家と出会うきっかけにもなります。

ただし、公的窓口は制度面の相談に強い一方で、「今すぐ売上につながる出会い」を目的とした場ではありません。守りを固める場所として早めに一度訪ね、営業面の人脈づくりは次の2以降で別に進める、と役割を分けて考えるのが現実的です。

【2】異業種交流会で「話せる相手」の母数をつくる

営業面の人脈づくりの入口になるのが、異業種交流会です。短時間で多くの業種の人と出会えるため、起業直後で知り合いが少ない時期には効率のよい手段といえます。大阪では平日夜だけでなく、ランチタイムや週末に開かれる会もあります。

使い方のコツは、名刺の枚数を目標にしないことです。参加前に「今日会いたいのはどんな人か」を1つ決め、当日はその条件に近い方と深く話すほうが、翌週以降につながります。自己紹介も、肩書きではなく「誰のどんな困りごとを解決できるか」で組み立てましょう。起業したばかりであることは弱みではなく、「今こういう事業を始めたところです」と伝えれば、応援の対象として覚えてもらいやすくなります。

そして最も重要なのが、翌日までのお礼連絡です。当日話が弾んだ2〜3人に絞り、会話の内容に触れたうえで1対1で話す機会を打診しましょう。当日の動き方や自己紹介の型は異業種交流会で成果を出す5つのコツで詳しく解説しています。

【3】継続的に通えるコミュニティに入る

交流会に何度も出ていると、あることに気づきます。毎回はじめまして、が続く場では、関係が深まらないということです。信頼は接触回数に比例して育つため、単発イベントを渡り歩くより、同じ顔ぶれに繰り返し会える場を1つ持つほうが、紹介や協業ははるかに生まれやすくなります。

継続的なビジネスコミュニティに入ると、まず「毎回の自己紹介」が不要になります。すでに事業内容を知っている相手が増えるため、会話が最初から具体的な相談になります。次に、紹介が起きやすくなります。あなたの人柄と仕事内容を知っている人が10人いれば、その10人の先にいるお客様に、あなたを思い出してもらえる可能性が生まれます。

選ぶ際は、参加者の層が自分の顧客像や相談したい相手と重なっているか、定期的に開催されているか、会員同士が紹介し合う文化があるかを見てください。判断基準は経営者コミュニティとは?メリットと選び方にまとめています。

【4】紹介の関係をつくり、【5】通える拠点を持つ

4つ目は、紹介が生まれる関係のつくり方です。原則はシンプルで、「先に紹介する側に回る」こと。相手のビジネスを理解し、自分の知り合いのなかから役に立てそうな人をつないでみてください。紹介は返報性が働きやすく、一度こちらから動くと、しばらくして別の形で戻ってくることがよくあります。そのためには、相手に「どんな人を紹介されると嬉しいですか」と聞いておくことが欠かせません。

5つ目は、通える拠点を持つことです。オンラインだけの付き合いは、忙しくなると自然に途切れます。作業やミーティングで日常的に顔を合わせる場所があると、「ちょうど今こんな案件があって」という雑談から仕事が生まれます。コワーキングスペースを検討する場合は、席の有無だけでなく、利用者同士の交流やイベントがあるかどうかも確認しておきましょう。料金や契約形態は拠点ごとに大きく異なるため、実際に見学し、そこにいる人の雰囲気を確かめてから決めるのが確実です。

最初の3か月の行動計画

やることが分かっても、優先順位がないと動けません。起業直後の3か月を月ごとに区切り、週単位で何をするかを表にまとめました。無理のない範囲で、まずはこの分量から始めてみてください。

時期週あたりの行動この時期のゴール
1か月目
土台づくり
・公的な相談窓口に1回訪問
・交流会に1〜2回参加
・30秒自己紹介を作り、毎週更新
制度面の不安をなくし、自分の事業を一言で説明できる状態にする
2か月目
関係を深める
・交流会は月2回に絞る
・1on1を週1〜2件実施
・紹介を1件、自分から行う
「また会いたい」と思える相手を10人つくり、事業内容を覚えてもらう
3か月目
拠点を決める
・継続参加する場を1つ決める
・拠点を使い日常の接点を持つ
・1on1を週1件、継続
紹介や相談が自然に届く「帰る場所」を1つ確保する

ポイントは、2か月目以降にあえて交流会の回数を減らすことです。新しい出会いを増やし続けるより、出会った相手との2回目・3回目に時間を使うほうが、成果につながります。

まとめ

大阪で起業した直後にやるべき人脈づくりは、①公的な相談窓口で守りを固める、②異業種交流会で話せる相手の母数をつくる、③継続的に通えるコミュニティに入る、④先に紹介する側に回る、⑤日常的に顔を合わせる拠点を持つ、の5つです。

どれも特別な才能は必要なく、順番に手をつけていけば形になります。大切なのは、出会いの数を増やし続けることではなく、同じ人と何度も会える環境を早めにつくることです。まずは今週、相談窓口の予約と、1つの交流会の申し込みから始めてみてください。3か月後には、相談できる相手と仕事の入口が今より増えているはずです。

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