12月の忘年会・交流会で来年の仕事をつくる|経営者の年末の人脈づくり
12月の忘年会や交流会は「1年おつかれさまでした」で終わらせるには、もったいない場です。年末は参加者のほとんどが今年を振り返り、来年の計画を考えています。社内や取引先の忘年会と違い、業種の違う経営者・事業主と来年の話を自然にできる、1年で一番の時期と言えます。この記事では、大阪・心斎橋で毎月Deal Den交流会を運営し、12月は「Deal Den忘年会」として開いているDeal Denの経験をもとに、年末の異業種交流会を来年の仕事につなげる準備・当日の過ごし方・年明けの動き方をまとめます。後半には、2026年12月に大阪で参加できるDeal Den忘年会の日程と参加費も載せました。
この記事の要点
- 12月は誰もが今年を振り返り来年を考える時期なので、交流会で「来年やりたいこと」を話すと相談や紹介につながりやすい。
- 参加前に「今年の成果1つ・来年やりたいこと1つ・来年会いたい人」の3つをメモしておくと、お酒の場でも話がぶれない。
- 年内にお礼、1月に挨拶と1to1の打診、1月の新年会で再会する。大阪・心斎橋のDeal Den忘年会は12/4・12/10・12/15。
結論:12月は「来年やりたいこと」を話しに行く
年末の交流会で持っていくべきものは、売り込みの資料ではなく「来年やりたいこと」を1つです。「来年は◯◯に力を入れたい」と話すと、相手は「それなら◯◯さんを知っている」と紹介を思い浮かべやすくなります。
ふだんの交流会では、初対面の相手に今の事業を説明するだけで時間が終わりがちです。12月は「来年はどうされるんですか」という質問が自然に出るので、未来の話から入れるのが大きな違いです。
ただし、その場で商談をまとめようとする必要はありません。年末は来年の種をまく時期、年明けは芽を出す時期と分けて考えると、無理なく動けます。
忘年会と交流会は何が違う?経営者が出る年末の3つの場
年末に経営者が顔を出す場は、大きく3つに分かれます。どれも大切ですが、来年の「新しい仕事の種」が生まれる場所は限られています。
| 年末の場 | 会う相手と主な話題 | 来年の仕事への効き方 |
|---|---|---|
| 社内の忘年会 | 社員・スタッフ。1年のねぎらいと来年の体制 | 社内の士気と定着 |
| 取引先との忘年会 | 既存のお客様・仕入先。今年の御礼と来年の取引 | 今の取引の継続・深掘り |
| 異業種交流会の忘年会 | 業種の違う経営者・事業主(初対面が多い)。来年やりたいこと、探している人 | 新しい紹介・相談・協業の入口 |
この記事で扱うのは3つ目の異業種交流会の忘年会です。食事とお酒が付く点は社内の忘年会と同じでも、相手がほぼ初対面である点が違います。だからこそ、持っていく話題を先に準備しておく価値があります。
年末の交流会が来年の仕事につながりやすい4つの理由
- 来年の計画を考えている:年末年始は、来年の目標や取り組みを考える時期です。「来年やりたいこと」の会話がちょうど噛み合います。
- 久しぶりの再会がしやすい:1年の締めくくりの回は、しばらく会っていなかった方に顔を合わせるきっかけになります。
- 年明けに連絡する口実がある:「新年のご挨拶」という自然な理由で、もう一度連絡できます。年末に会っておくと、1月の連絡が唐突になりません。
- 紹介の話題が出やすい:「来年こういう人を探している」という話は、聞いた側が紹介者になる入口です。紹介の考え方はリファーラル営業の記事にまとめています。
年末から年明けまでの4ステップ
参加前の準備:3つのメモを書いておく
忘年会はお酒が入り、会話があちこちに飛びます。話がぶれないように、参加前に次の3つをスマートフォンのメモに書いておきます。
- 今年の成果を1つ:大きな実績でなくて構いません。「新しいサービスを始めた」「お客様の業種が広がった」など、1文で言えるものを選びます。
- 来年やりたいことを1つ:「来年は◯◯業界のお客様を増やしたい」のように、相手が知人を思い浮かべられる具体さで書きます。2つ以上あると相手が覚えられないので、1つに絞ります。
- 来年会いたい人:「◯◯の仕事をしている人」「◯◯で困っている会社」など、紹介してほしい相手の姿を書きます。
この3つは、そのまま自己紹介の材料になります。30秒で話す型は交流会の自己紹介の型と例文を参考にしてください。年末は「名前・屋号→今年の成果→来年やりたいこと→会いたい人」の順に置き換えると話しやすくなります。
当日の過ごし方:忘年会でも信頼を落とさない5つの注意
年末の交流会は、ふだんよりにぎやかです。楽しみながらも、次の点を意識すると年明けにつながります。
- まず相手の来年を聞く:「来年はどんなことに力を入れますか」と聞けば、相手も話しやすくなります。聞く7:話す3が目安です。
- 名刺の裏に一言メモ:「来年◯◯を始める」「◯◯の人を探している」など、聞いた話を一言書いておきます。翌日のお礼と1月の連絡で使います。
- 飲みすぎない:年末の印象は年明けまで残ります。乾杯から最後まで、話した内容を覚えていられる量にとどめます。
- その場で売り込まない:年末に契約の話をすると相手が身構えます。「年明けに少しお話を聞かせてください」で十分です。
- 一人で来た人に声をかける:初参加の方は、年末でも緊張しています。声をかけると、自分も覚えてもらいやすくなります。
Deal Den忘年会は飲み放題・食事付きの半立食形式で、乾杯のあとに参加者全員の30秒自己紹介と席替えの時間があります(当日の流れは後述の表のとおり)。進行があるので、自分から話しかけるのが苦手な方でも会話が始まります。
年明けに仕事にする動き方
年末の交流会で仕事が決まることは多くありません。仕事になるかどうかは、年明けの連絡で決まります。
- 年内(翌日まで):短いお礼を送ります。「◯◯のお話、来年が楽しみですね」と、名刺のメモから話題を1つ添えます。翌日までの連絡の書き方は名刺交換のマナーとフォローアップにまとめています。
- 1月の仕事始め以降:新年の挨拶と一緒に「年末にうかがった◯◯の件、30分ほどお話しできませんか」と打診します。年末に来年の話をしているので、唐突になりません。
- 1to1で話す:面談では、相手の来年の計画を詳しく聞き、自分が力になれることと、紹介できる人がいるかを考えます。進め方は1to1商談の進め方が参考になります。
- 1月の交流会で再会する:年明けの回にも顔を出すと、年末に会った方と再会でき、関係が一段深まります。Deal Denでは2027年1月の回を「Deal Den新年会」として開きます(日程は次の章)。
Deal Denの会員は、会員専用サイトのプロフィール・DM・1to1商談申込を使って、年末に会った方へ年明けに連絡できます。
大阪で12月に参加できる経営者の忘年会・交流会(2026年)
大阪・心斎橋のビジネスコミュニティDeal Denでは、30以上の事業コミュニティと各支部が集まる月例のDeal Den交流会を、12月は「Deal Den忘年会」として3回開きます。毎月開いてきた交流会の第62回〜第64回にあたり、回ごとに参画コミュニティの顔ぶれが変わります。
| 回 | 日程 | 時間 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 第62回Deal Den忘年会 | 2026年12月4日(金) | 19:00〜21:30(受付18:30) | Business HUB Deal Den 心斎橋本店 |
| 第63回Deal Den忘年会 | 2026年12月10日(木) | 19:00〜21:30(受付18:30) | Business HUB Deal Den 心斎橋本店 |
| 第64回Deal Den忘年会 | 2026年12月15日(火) | 19:00〜21:30(受付18:30) | Business HUB Deal Den 心斎橋本店 |

- 参加費:一般11,000円・初回5,500円(当日現金のみ)。120分飲み放題と食事付き。会員は参加チケットで月1回参加できます。
- 当日の流れ:18:30受付開始 → 19:00乾杯・交流会スタート → 19:30参加者の自己紹介(1人30秒) → 20:10席替え → 20:40コミュニティピッチ・Deal Denの説明 → 21:00半立食交流 → 21:30終了。
- 参加できる方:経営者・事業主・個人事業主・起業準備中の方。会員でない方・お一人の方も参加できます。
- 申込:各回のイベントページから。席数に限りがあるため、日程が決まったら早めの申込をおすすめします。
年明けは、2027年1月の回を「Deal Den新年会」として1月19日(火)と1月29日(金)に開きます。12月に会った方と再会し、年末の話の続きをする場として使えます(1月からの参加費は下の「よくある質問」を参照。会員制度は会員制度・料金へ)。
よくある質問
忘年会シーズンは予定が重なります。交流会に出る価値はありますか?
仕事につながるのは、来年の話ができる相手と会える場です。社内や取引先の忘年会とは別に、業種の違う経営者・事業主と会える場を1つ入れると、来年の紹介や相談の幅が広がります。すべてに出るより、目的を決めて1〜2回に絞るのがおすすめです。
異業種交流会の忘年会に一人で参加しても大丈夫ですか?
大丈夫です。異業種交流会は一人参加が多数派で、Deal Den忘年会も進行(全員の自己紹介・席替え)があるため、自分から声をかけなくても会話が始まります。初めての方は異業種交流会に初めて参加する人のガイドで当日の流れを確かめておくと安心です。
忘年会・交流会の服装はどうすればよいですか?
ジャケットがあれば困りません。年末でも、経営者・事業主が集まる交流会の服装はふだんの商談と同じで構いません。名刺は30枚ほどあれば足ります。
お酒が飲めなくても参加して大丈夫ですか?
大丈夫です。ソフトドリンクでも会話の中身は変わりません。むしろ最後まで落ち着いて話せるので、名刺のメモや翌日の連絡を丁寧にできます。
12月の参加費はいくらですか?
2026年12月までの回は、一般11,000円・初回5,500円(飲み放題・食事付き、当日現金のみ)です。2027年1月の回からは、会員でない方はビジター参加として初回のみ5,500円(当日現金のみ)で、2回目以降は会員の方のみの参加になります。会員は参加チケットで月1回参加でき、同じ月の2回目以降は5,500円です。
年末に会った人へ、年明けはいつ連絡するのがよいですか?
仕事始めの週(2027年は1月4日の週)が目安です。年内のお礼とは別に、新年の挨拶に「年末にうかがった◯◯の件」を一言添えて、30分の面談を打診します。1月の交流会・新年会に出る予定があれば、「当日またお会いできれば」と書くと自然です。
まとめ
12月の忘年会・交流会は、1年を締めくくる場であると同時に、来年の仕事の種をまく場です。
- 参加前に「今年の成果1つ・来年やりたいこと1つ・来年会いたい人」をメモする
- 当日は相手の来年を聞き、自分も1つだけ話す。売り込まず、飲みすぎない
- 年内にお礼、1月に新年の挨拶と1to1の打診、1月の交流会(新年会)で再会する
交流会の選び方そのものを知りたい方は経営者交流会の選び方もあわせてご覧ください。
次に読む:ビジネス交流会とは?/交流会の参加費と「元を取る」考え方/異業種交流会に初めて参加する人のガイド

今年の締めくくりに、Deal Den忘年会へ
12月のDeal Den交流会は「Deal Den忘年会」として、12月4日(金)・10日(木)・15日(火)に大阪・心斎橋の本店で開きます。飲み放題・食事付き。会員でない方・お一人の方も参加できます。日程と申込はイベント一覧からご覧ください。
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